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SOM 2010年9月8日(水)マチネ、9日(木)ソワレ [劇団四季]

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8日はバックステージツアー、9日はリハーサル見学会があったので9月8日、9日の2日連続でサウンドオブミュージックを観て来ました。
今週のマリアとリーズルがダブルですが、8日は沼尾マリアと五所リーズル、9日は井上マリアと池松リーズルでした。開幕以来何回も観てますが、初見キャストは沼尾マリアと池松リーズルです。

まず、初見の沼尾マリアから。沼尾マリアはデビュー2日目。
大まかな印象で言うと、井上さんと笠松さんのお二人のマリアより「お転婆でお茶目[るんるん]」度が高いマリア。一番印象的だったのが、カーテンの生地を使った服で子供たちと一緒に遊びながら登場するシーン。「わー、やられたー[ふらふら]」を床で一回転してかなりの熱演[exclamation&question]でおかしかったです。このシーン、他のマリアは床に倒れはしますが、転がるまではしていません。この動きで沼尾さんのマリアは子供たちを母親目線見るというよりは、一緒になって本気で遊んでしまうマリア先生なんだなあと感じました。
でも、沼尾さん、かなり細いのでギターが大きく見えて振り回すのが大変そうでした。
ちなみに、ギターの弾き方は井上さんがダントツで上手いです。ちゃんとコードも押さえてます。沼尾さんのは笠松さんと同じように触るだけという感じでした。
ドレミの音階を子供たちに手で示すときの動きが沼尾さんは早くてびっくり。でも、二日目の井上さんも同じくらいのスピードに変わってました。演出の変更なのですね。というか、時間の短縮でしょうか?
あと、マリアがステージ中央行う振り付きのドレミの動きは沼尾さんは控えめ。子供たちが歌ってくれないときの「オー、オー、オー」が肩を落としてガックリしながらだったのでここも笑ってしまいました。
お菓子もぐもぐのシーンも可愛らしい。最後にお菓子のティースタンドを持って去る時のトコトコとした足取りがポピュラーのグリンダを彷彿とさせました[わーい(嬉しい顔)]
一幕最後は少しヴェールを外すのに手間取ってました。
二幕はちょっと大人になっていくマリア、そしてウェディングドレスがとってもお似合いでした[exclamation×2]
沼尾マリア、もともと細いのにまた痩せられたのか全体的に衣装が大きく感じました。


9日の池松リーズル。こちらもデビュー2日目。小柄でキュートな感じの見た目でした。
踊りも歌も良さそうでしたが、谷口さんや五所さんみたいに最初の家庭教師が嫌そうな様子が今一つかも。
もう少しメリハリが欲しい気がしました。でも今年研究所入所でもう役付きでデビューとはなかなかの大型新人ですね。さすが元ヤングナラだけあって舞台度胸は抜群だと思います。今後に期待したいです[グッド(上向き矢印)]

8日のバックステージでは舞台を一通りみせていただきました。舞台監督さんの説明によると、マリアが帰ってくるところの開幕当初の茶色いドレスからミントグリーンへの衣装チェンジは演出家の一声だそう。
ステージセットの奥の山はセットで、手前の山は2台のモーターで動かしているそうです。
また、一番重い吊ものはマリアの寝室の壁で500キロぐらいあり。
ステージ裏の早替え小屋は二つあり、ひとつにはマリアの衣装が吊ってありました。
下手側の袖には山とソファやベッド、チェスト、庭の家具などがありました。ソファの上にはクルトのテディベアも飾られてました。
小道具が置かれた棚には大佐宛ての手紙や笛もあって、井上さん、笠松さん、沼尾さんの分とそれぞれタッパーに入ってました。上手側の袖には階段、修道院の家具とパーティーで使うシャンパングラスなどの小道具類、また、銃などもありました。

9日のリハ見では客席前で指示を送っていた男性二人、女性一人がいらっしゃいましたが、どなたか分からず。女性は五所さんでした。
リハの場面はパーティーで子供たちが風船を追いかけたり、ワルツが始まるところから(クロスオーバーと言っていました。)、続いて子役たちのSo Longのシーン。So Longの4つの動きにはそれぞれ意味があるそうで、最初の動きは尊敬する人、2番目は笑わせてくれる人、3番目は親友、4番目は嫌いな人だそうです。実はここで登場した子役と本番の子役のキャストが違ったんです。リハでは池松さん、フリードリッヒ海宝潤君、クルトラヴェルヌ拓海君、グレーテル松崎美風ちゃん(多分)、ブリギッタ、マルタ、ルイーザは自信がありません。本番では、池松さん、フリードリッヒ太田力斗君、ルイーザ飯塚萌木ちゃん、クルト横井裕貴君、ブリギッタ初鹿野菜月ちゃん、マルタ内田花音ちゃん、グレーテル西山寿奈ちゃんでした。子役ってシフトが決まっていて、その日に何人も来るような体制じゃないと思っていたのですが、一体なぜリハと本番で違ったんでしょう?

その後の質問コーナーには大佐役の芝さん、エルザ役の西田さん、シスターベルテ役の佐和さん、シスターマルガレットタ役の矢野さん、女性アンサンブルの小島さん、男性アンサンブルの高橋さんが登場されました。
芝さんが出られたことにビックリ。そして素顔の西田さんはとってもお綺麗。矢野さんはこの春に早稲田大学を卒業されたばかりだそう。音大出ではないことが意外な感じでした。
質問内容は最近カラオケに行きましたか?に対して芝さんが九州で王貞治さんと会食したときにカラオケに行ったそうです。高橋さんは北斗の拳を歌われるとか。佐和さんは素だと恥ずかしくてあまり行かないとおっしゃってました。
夏の体調管理については西田さんが無添加のものや有機野菜など食べ物に気を遣ってるとのこと。夏の方が逆に太られるそうです。西田さんはいかにも健康に気を遣ってる感じのナチュラルな方でとても好感が持てました[グッド(上向き矢印)]
それから、小道具についての質問がありましたが、いつもクルトのクマのぬいぐるみにその時々でスタッフの方が飾り付けされていて、出演者の方はとても楽しみにしているそうです。
あと質問は忘れたのですが、高橋さんが山育ちで蛙を仕留めて食べていたとおっしゃってました。かなりワイルドな方のようです。確かガストンにもキャスティングされてるので、はまり役かもしれませんね[わーい(嬉しい顔)]
女性アンサンブルの小島さん、緊張気味でしたが、SOMが初舞台なんですね。応援したくなりました[exclamation]

9日は5回目の井上マリアの圧倒的な歌唱力に感動。開幕キャストだったのはやっぱり納得です。
3人のマリアを観てそれぞれの印象は、井上さんはやっぱり安定した歌唱力と迫力のある歌声、子供達に見せる包容力が魅力です。
笠松マリアは綺麗な歌声の若くて溌剌としてやさしいマリア。大佐が恋に落ちるのも納得です。
沼尾マリアは多彩な歌声のお転婆でお茶目でチャーミングな女性から大人の女性への成長を見せてくれるマリアという印象です。
まだまだいろいろなマリアで観たい演目です。

ちなみに客席に沼尾さんがいらっしゃいました。江畑さんもいらしたようですが残念ながら気付きませんでした[バッド(下向き矢印)]
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